NISTEP Repository >
0  報告書 >
07 講演録 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11035/2382

タイトル: フィンランドアカデミーの最新報告書 -フィンランドの科学研究の最新状況-
著者: Paavo Löppönen
発行日: 2月-2010
出版者: 科学技術政策研究所
資料の種類・番号/レポート番号: 講演録;256
抄録: フィンランドは、世界経済フォーラムの国際競争力指標2009 年版で世界6 位(日本は8 位)、IMD(スイスのビジネススクール)の国際競争力ランキング2009 年版で9 位(日本は15 位)など各種国際競争力の指標で常に上位に位置づけられる注目の国である。イノベーションのインプットがアウトカムとしての経済成長に結び付いていることが高く評価されている。 2009 年11 月10 日に発表された『フィンランドの科学研究の状況と質 2009』は、研究開発投資の高いGDP 比率、産学の連携等のフィンランドの強さに引き続きポジティブな評価を下す一方、研究者の海外渡航の減少、論文数の低下、被引用回数の低下などに警鐘を鳴らしている。 報告書では、これらの懸念材料の原因として研究開発投資や政府の科学技術政策に関する議論における過度な応用の重視が、大学が基礎研究を犠牲に応用開発に重視していることにつながっているのではないかと示唆している。研究者中の博士課程学生の割合が高すぎること、インフラの劣化、国際協力が少ないこと、研究投資の原則やリーダーシップにおける欠陥なども要因ではないかとされている。 報告書では、これらの結果や分析に基づき、今後10 年間の国家戦略を見通した提言がなされている。その項目は、研究システムの国際化や博士人材の育成とキャリアシステム、創造的な研究環境づくりや研究インフラ、科学の社会における役割など多岐にわたり、日本とも通じるものが多い。 講演者は、同報告書を取りまとめたタスクフォースの長を務めた方である。和田所長の求めに応じ、2010 年1 月に予定されていた英語版刊行に先駆け、科学技術政策研究所での講演を御快諾いただいたことをここに改めて感謝する。
URI: http://hdl.handle.net/11035/2382
出現コレクション:07 講演録

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
NISTEP-LT256-FullJ.pdf1.41 MBAdobe PDF見る/開く

このライブラリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

ページトップへ